FoodTech

代替コーヒー、マイコプロテイン関連企業の特許紹介

11月 4, 2023

代替コーヒー、マイコプロテイン関連企業の特許紹介

前回のFoodTech&IPの記事で、次回は以前特許の見つけられなかった分野について、特許出願公開情報のアップデートがないか見てみたいとお伝えしましたが、ざっと見てみたところ、代替コーヒーについてのCompound Foods社(旧社名:Minus社)の特許が一つ公開されているのがみつかったので、今回の記事ではまずそちらを紹介したいと思います。

代替コーヒーに取り組む企業、Compound Foods社

Compound Foods社(旧社名:Minus社)は、発酵技術によってコーヒー豆を使わないコーヒーを製造している企業とのことで、培養肉と代替肉の関係でいうと、コーヒー由来ではない材料からコーヒーを再現するということで、植物材料由来の代替肉メーカーのコーヒーメーカー版ということになります。

今回見つかった特許出願は、国際公開された国際出願となり、発明の名称もずばり、”代替コーヒー飲料”となっていました。

WO2023028616A1 – Alternative coffee beverages – Google Patents Coffee-like beverage compositions and methods of formin patents.google.com

時期的に、年明けには特許の必要な国へさらに出願手続きを進めることになると思うので、さらにウオッチングを続けておきたいと思います。

マイクロプロテイン由来のシーフード開発に取り組む企業、Aqua Cultured Foods

次に紹介するのは、マイクロプロテイン、すなわち真菌由来の代替タンパク質等からシーフード開発に取り組む米国企業、Aqua Cultured Foodsからも、特許出願がされていたので、この企業の特許状況について、少し見てみたいと思います。

その前に、この企業の開発するマイクロプロテイン由来のシーフードの特徴をいくつか、HPより抜粋させていただきます。どのようなものなのか、個人的には早速試食をしてみたくなる感じです。

とふと、身内に甲殻類アレルギーのものがいるのですが、この企業のシーフードであれば、そういった人でもシーフードが食べられると考えると、これは非常に画期的な取り組みであると思いました!

当社のシーフード代替品にはトップ10のアレルゲンが含まれておらず、お子様やシーフードアレルギーのある方にも安全です。 動物由来の原材料や原材料は一切使用しておりません。(Google翻訳)

https://www.aquaculturedfoods.com/how

当社の丸ごとカット魚の代替品には、植物ベースの肉に一般的に使用されるグルテン、大豆、分離タンパク質は含まれていません。(Google翻訳)

https://www.aquaculturedfoods.com/how

特許出願については、フアミリー単位で1特許、アメリカに出願をしていて、”細菌と真菌の共培養からなる食品”について出願している状況でした。

今や様々なタイプのフードテックに関する技術が世にでてきており、マーケット的にも急速な発展を遂げつつある状況なので、それに合わせて知財に関する紛争、戦略も各社様々になってくるかと思うので、そのあたりも含め、また定期的に情報発信をできればと思っています。